どこから始めるDX

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どこから始めるDX

政府も推進して世間でも使われている”DX”という言葉。

「わが社もDX推進」と言っても、何すればいいのか?

私が思うに以下の3点に集約されるのではないか?と思っています。

1.社内の業務に関する事。

2.社内業務だがWEB化した方がいい事。

3..社外との業務に関する事。

当然、難易度は、”社外との業務に関する事”の方が、高いです。

なので、まずは、”社内の業務に関する事”で考えてはどうか?と思います。

社内の業務に関する事

社内での業務に関するDXです。
主には、基幹システムがメインかと思います。
社内での業務を基盤としているので、比較的導入やテストは簡易かと思います。

社内には、営業・総務・経理・事務など様々な部署があると思います。

一番手っ取り早いのは、現場にヒアリングする事です。

DXの目的は、”時間”です。

実務と向き合う事で、どんな事が出来るのかが具体的になります。
どこでどう時間を取られているのか?
変えたら、時間が空くのか?

私は、全部一気に進めようとは考えず、一つ一つを確実にやっていく事を重要視しました。

当然、一番多いのが基幹システムに関する事です。
基幹システム関連は、大きく分けて二つです。
・操作性に関する事
・処理の内容に関する事

操作性に関する事

このボタンが、この場所にあったらいいのに・・・。
品名の横は、数量が表示されてほしい。など本当に細かい点です。

・間接部門の場合、同じ作業を何回も行うケースがあるので、そこにかかる時間を少しでも早くするだけで、効果はあります。
 例えば、1分かかっていた処理を30秒にするだけで、30秒×1日の処理回数分×人数分の時間が浮きます。
 そういう細かい現場レベルの改善の積み上げだと思っています。

 IT化とは違いますが、出荷部門のごみ箱の位置を変える。なんて事もやりました。

処理の内容に関する事

 より大きく改善できる部分ですが、コストとの見合も関係してくる場所です。
 うちでも取引先からの請求書チェックの仕組を作った際は、大きく時間は取られましたが、その分、照合作業が圧倒的に
 速くなり、結果として残業や休日出勤の現象に役立ちました。

社内業務だがWEB化した方がいい事

わが社では、自社サーバーがあり、各拠点とはVPNでネットワークがつながっている状況です。
そのサーバーをWEBサーバーとして立て、各従業員がアクセスする。といったことも考えましたが、
セキュリティなどの観点から、WEBサービスを使っていこうと考えました。

中小企業では、基本的には、自社サーバーより既存WEBサービスを利用した方がいいんじゃないかなぁとは思っています。
ミラーリングして不測の事態の対応なども考慮に入れたサーバー運用ってお金かかりますし、システム部が無いとベンダー任せ
ってのも不安ですし、私は、WEBサービス利用派です。

わが社の問題点から、結局どうしたかは、各導入日記参照ください。

社外との業務に関する事

社外との業務に関する事

第3者とのやり取りとなるので、難易度は非常に高いですが、ここが改善していくと勤務環境が大きく変わると
思います。

まとめ

・まずは社内のDXからはじめよう。

・現場レベルのヒアリングからITを使わなくても業務改善はできる。

・細かい部分の積み上げがDXの第一歩。
 いきなりホームランを打つ必要はない。
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この記事を書いた人

なるべくお金をかけずに分相応のIT化、DXを心がけてきました。何かのお役に立てばと思いブログ立ち上げました。
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